08.14

幸福駅へ行ってきました
みなさん、こんにちは。
今年のお盆も例年同様、帰省のUターンラッシュの帰りのピークは本日のようで、皆様大変なようで、お疲れ様でございます(‘_’;
さて、そんななか本日は皆様が少しでも涼しくなるような話題をお届けしようかと思います。
早速ですが、こちらのサイトに来ていただけるような皆様の年代ですと、帯広にある「幸福駅」の名前はご存知でしょうか。
9月26日 同窓会コンサートが行われる帯広市民文化ホールからちょっと足を伸ばせばこちらの場所に行くことができますよ。

こちらが幸福駅
場所はこちら
ここはかつて国鉄広尾線にあった駅の一つで、現在は廃駅となっています。
この幸福駅は、70年代にNHKの番組で紹介されたことをきっかけに一気に知名度が上昇、実際に乗車しない人も入場券を欲しいと、70年代の一時期は年間300万枚(!)もの切符が売れたそうです。
特に幸福駅から2駅行ったところにある「愛国」駅との「愛国ー幸福」の切符が一番人気だったのは、みなさん覚えてらっしゃることでしょう。
当時は「愛の国から幸福へ」というキャッチフレーズで大人気だったようです。

幸福ゆきの大きい切符が!
他にも隣の「大正」駅から「幸福」駅までの切符も「“たいそう”幸福」と銘打たれ、そちらも結構な枚数の切符が出たようですよ(^^;

駅舎の中にはさらに無数の切符が!
駅舎の中も見ましたが、もう切符だらけで、さながらおみくじを境内に結んで帰るような、そんな印象を受けました。
そんな幸福駅ですが、やはり合理化の波が時代とともに訪れ、1987年に広尾線が廃線。それに伴って幸福駅も廃駅となっています。
それでも、この駅に対する地元や当時ここを訪れみなさんにとっての“幸せのカタチ”を残すべく、現在は観光地としてその姿を見ることができるのは嬉しい限りですね。
今でも地元の様々な団体によって、「幸福」を銘打ったイベントなども数々行なわれているそうですよ。
また、昨年は2016年が幸福駅に広尾線が開通して60年だったそうで、記念の電車が今もありました。

オレンジのかわいい電車ですね
これをお読みの皆さまにも幸せが訪れますように(^^)
ちなみに、帯広・十勝の観光情報は十勝観光連盟公式サイトからもご覧になれますよー。
是非訪れてみてくださいね。
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